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あくまでも有瀬の果てしない妄想です。
あの映像を見て、有瀬はこんなお話を考えてしまいました。


14世紀ヨーロッパ。
神聖ローマ帝国とオスマン帝国が天下の覇権を争っていた頃
ヴラド2世ドラクル(=ジュンジ君)に長男が生まれました。
その子はヴラド・ツェペシュ(=西川貴教)と名づけられました。
ヴラドが生まれてすぐに父・ドラクルはワラキア王国の国王に就任したものの
オスマン・トルコに臣従を余儀なくされました。
しかし父王は必死に抵抗しました。
けれどそんな父王の努力も空しく、ヴラド王子が13歳の時。
ワラキア王国にオスマン・トルコが攻め込んできました。
理由はそう、13年も臣従しないワラキア王に臣従を誓約させるためです。
しかし、何を言われようと臣従するつもりのないワラキア王。
ついに武力行使か!
……と思ったその時。
オスマン・トルコ皇帝(=スナオ)は1人の美しい姫君と出会いました。
その姫君の美しさに惚れたオスマン・トルコ皇帝はワラキア王に1つのある提案をしました。
『あの美しい姫君を私の妻として差し出してくれるなら臣従しなくてもよい』
その提案に戸惑うワラキア王。
当然です。
ワラキア王家にいるのは王子だけ。
姫君など1人もいません。
でもよくよく考えてみると、跡継ぎであるヴラド王子は亡き王妃(=イクオちゃん)に似て
王子にしておくにはもったいないほど美しく育っていたので、よく姫に間違われることがあったのです。
『はっはーん、オスマン・トルコ皇帝もヴラドの美しさに騙されたな』
一瞬にしてそう悟った父王はその申し出をすぐに快諾しました。
そして、オスマン・トルコ皇帝の首を捕ってくるように父王はヴラド王子に命じました。
『では父上、オレが……いえ私がオスマン・トルコ皇帝の首を必ず持って帰ってきますわ』
そう自信満々に言い放つ兄を心配して弟のラドゥ(=柴さん)も共に参ると言いました。
しかし
『私が万一、失敗した時にはあなたが父上とともにこの国を守るのです』
と女言葉で説得され、ラドゥは嫁に行く兄を何ともいえない顔で送り出しました。
女装をして宿敵オスマン・トルコ皇帝の元に嫁いだヴラド王子でしたが、すぐに男であることがバレて
殺されそうになりました。
でも殺すには惜しいほどの美貌と、顔に似合わず素晴らしい剣の腕を持っていたので、
人の良いオスマン・トルコ皇帝はヴラド王子を側に置くことにしました。
あまりにも人が良すぎるオスマン・トルコ皇帝に惚れてしまったヴラド王子は、本来の目的を忘れ
父王とラドゥに一言
『オスマン・トルコ皇帝と幸せになります』
……と手紙を送りつけ、あっさりとオスマン・トルコに寝返って本気で彼を愛してしまいました。
そして愛する皇帝の為にオスマン・トルコに仇をなす国々を次々に追い落としていきました。
ヴラド王子のこの働きにより、オスマン・トルコは領土を拡大していきました。

いつも通り、ギターをいじっている皇帝に代わり政務をこなしていると
今まで多くの人々を殺してきた報いなのか、何かに侵食されていく自分を振り切るために
必死に政務をこなそうとしたものの、この間のことが思い出され仕事になりません。
オスマン・トルコ皇帝を永遠に護るために悪魔に魂を売り渡したヴラド王子は
日々、ドラキュラになっていく自分の姿に耐えられず思わず立ち上がり、ワインを飲んで
この間、出会った彼女の夢を見ながら深い眠りに落ちていきました。
『この間、出会った彼女』
普通の姫君より美しいヴラド王子が気になる女性。
とても気になります。
だからちょっとだけヴラド王子の夢を覗かせてもらいましょうか。
それは数日前のある日のこと。
この日も、オスマン・トルコに仇をなす国の有力貴族宅で行われているパーティに
侵入していつも通り惨殺の機会をを狙っていたヴラド王子。
そして堂々とドアから姿を見せ、麗しい笑顔で貴族たちを殺していくヴラド王子。
勝負を挑まれれば、男も女もTO・RI・KOにしてしまう素晴らしい笑顔と太刀さばきで
たちどころに殺してしまいます。
あぁ…あなたになら殺されてもいいわと言う物好きな女性や男性が多いのも納得です。
そしていつも通り、オスマン・トルコに仇をなす貴族たちを殺し終え、
愛しのオスマン・トルコ皇帝の元へ帰ろうとしたその時でした。
ヴラド王子の前に1人の美しい女性が姿を現しました。
その女性を見るなり、ヴラド王子の脳裏にある記憶がフラッシュバックします。
手を繋いで歩く自分と彼女。
静かに微笑みかける彼女。
いったい彼女は、自分とどんな関係が……
突然のフラッシュバックに苦悩していると殺し損ねた伯爵がやってきて
『妹から離れろ!!』
そういってヴラド王子めがけてナイフを放ちます。
そのナイフは確実にヴラド王子の胸を背中から貫きました。
『お兄様!!』
彼女の悲鳴が部屋に響き渡ります。
とどめを刺される前に、逃げなければ。
直感でそう感じたヴラド王子は風のように消え、彼女の前から姿を消しました。
愛しいオスマン・トルコ皇帝から貰った大切なペンドントトップを残して……

そして再び出会い、恋に落ちた2人はオスマン・トルコ皇帝の支援を受けて
ワラキア王国へと戻りました。
もちろん、父王がヴラド王子を許してくれるはずがありません。
そりゃそうですよね、だって盲目の愛故に故国を一度は捨てたんですから。
自分を慕っていた弟ラドゥもそれは同じでしたが、別にラドゥはあまり興味がないというか
どうでもよかったようで、自分が持っているワラキアの郊外にある古城を兄に譲ってくれました。
そこで幸せな日々を過ごす2人。
けれどそんな幸せは長く続きませんでした。
ギターを弾くしか能がないオスマン・トルコ皇帝は有能な片腕であるヴラドを失ったことにより
オスマン・トルコは急速に衰退していきました。
それもこれもヴラドが1人の女性に惚れて皇帝の側を離れたからだ。
そう信じて疑わなかった忠臣の1人が彼女を殺してヴラド王子を皇帝の元へ戻すよう命を受け
ワラキアに派遣されました。
そして、見事に使命を果たしたものの彼女に骨抜きにされていたヴラド王子は彼女との約束
『人を殺さない』
それを護るために、自分の血を彼女に与えて復活させようとします。
けれど、そんなことで人が蘇るわけがありません。
こんなことなら不老不死の力を持つドラキュラの力を彼女に分け与えていれば。
そうすればこんな哀しい思いをしなくても済んだのに。
しかしすべて後の祭り。
ヴラド王子は、今まで殺してしまった人達へのせめてもの償いと、愛しい彼女が心安らかに
眠れるように、そして来世でもまた愛し合えるように祈りをこめて月下の下美しい歌声を世界に
届けましたとさ。
                                                 fin






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